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【ベビーゲートを乗り越えた!】そんな時どうする?私の勝手な考え

ベビーゲート乗り越え期の対策について 子育て

スズメ🐦という名前で、

アラフォー夫婦の子育てのことや、家庭のお金のことなどを父親/夫目線で書いている。

同じような境遇(アラフォー夫婦、妻と子供がいる)の方に、この家族日記が少しでも役に立てば幸いだ。

我が息子、チュン太さん(1歳5ヶ月)が

ついにベビーゲートの乗り越えに成功してしまった。

あらよっと!!

普段、チュン太の面倒を見てくれている妻から動画が送られてきたのだが、なかなか感動した。

(息子も成長したなあ〜)と、いたって普通な感想が口からこぼれた。

しかし一方で妻の方は

阿鼻叫喚地獄絵図状態だ。

もともと心配性で、「全てのリスクは取り去ってから行動」が原理原則であるような奥様なので、なんとチュン太が柵越えをした当日に部屋の模様替えを行ってしまった次第だ。

今回は、そんな息子の成長が家庭にもたらした我が家の騒動と、

私なりの「子供が柵越をした時の対処法」を書いた。

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模様替えについて(致命傷を避けるレイアウト)

これまでの我が家の配置

我が家にベビーゲートなるものが設置されたのは、

チュン太が月齢8ヶ月頃だったか。

ハイハイができるようになって、縦横無尽に家の中を這いずり回る様になった頃だ。

どこのご家庭でもそうだと思うが、

リビング内にベビーゲートで囲いを作って、その中に愛息を封じ込めるのだ。

馬のほうが広い敷地・・・

当初、チュン太の侵入禁止区域は以下のようだった。

  • キッチン
  • お風呂
  • トイレ
  • テレビ
  • 玄関
  • ベッド
  • 私スズメの居住空間(書籍や衣類や寝床)
  • 妻の衣類保管スペース。クローゼットやラックなど

チュン太の生活空間には、おもちゃしか無い。

それ以外のもの=私や妻の生活に必要な物全般、は触れることが出来ない環境であった。

当然である

それが危険なのか安全なのかも判断できない月齢だ。

部屋を散らかすくらいは何の問題もないが、

口に入れたり、転倒したりする可能性があるものは、この時は極力触れられないようにベビーゲートを配置するのが望ましい。

これに関しては、どこのご家庭でも殆ど差異はないだろう。

チュン太柵越え後の配置

そしてついに、ベビーゲートが意味をなさなくなる時が来たわけだが、

その結果、チュン太の進入禁止区域は以下のように変わった。

  • キッチン
  • お風呂
  • トイレ
  • テレビ
  • 玄関

上記の5項目は、未だ我が家にとっての「チュン太 致命傷スペース」なのである。

逆にそれ以外は、致命傷にはならないであろうスペースだと判断された。

私の居住スペースや、ベッド、妻の衣類保管場所などは、この機会に開放された。

開放だ!どこまでも駆けていけ!

心配をしていてはきりがないのだが、やはり下記の致命傷スペースだけは侵入禁止とした。

・キッチン

包丁や割れ物が多い。食品もあるので、勝手に食べたり、米や油を撒き散らすと大惨事だ

・お風呂

まだ蛇口はヒネることが出来ないが、万一の溺死、火傷。そして湯船は高低差があるので落下が怖い

・トイレ

最悪、便器に頭から突っ込む。そもそも衛生的にNG。

・テレビ

テレビ台からテレビを落下させて衝突、大怪我の可能性が高い。破損による経済的損失も大きい。

・玄関

我が家は玄関に段差があるので、落下の危険性が高い。何より脱走による行方不明が最も怖い。

このように、まさに致命傷になりうる箇所であるので、心苦しいが侵入禁止とさせて頂いた。チュン太さん、すまんな。

逆に解放されたのが、私の居住スペースだ。

寝床、衣服や本などがある。現在ここはチュン太も自由に立ち入ることができるのだが、それはそれで課題もある。続きを読んで頂きたい。

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柵を置きまくることによる課題

愛するわが子の安全のためだ。

できる限りの危険因子は排除しておきたいのが世の親の心境であろう。

しかしながら、私は「柵を置きまくることの問題点」も指摘しておきたい。

要は、子供の行動制限をすることで、安全は保証されるが、それ以外に色々と面倒が起きるのではないか?ということだ。

課題その1

親が柵を跨ぐ回数が増える。

我々夫婦の話だが、アラフォーには相当きつい

もうぐったり。太ももはパンパンだ…

柵は無いほうが良い。正直、家の中は普通に歩きたい。我々は何のアスレチックをやっているのだ…

特に夜間、消灯しているときなどは、つまずいたりする危険性も高い。(妻は暗くなくてもよくつまずいている。筋力が無いのだ)

また、義母もよくお手伝いに来てくれているが、やはり柵をまたぐのは体力的にも厳しい。本当に辛そうに柵を跨ぐ。そしてその結果、なるべく跨がないように行動範囲が狭くなってしまった。お手伝いに来てくれているのに、何だか本末転倒な気もする。

課題その2

子供が逆に興味を抱く。

禁止されているものに興味を抱くのは大人だけではないようだ。

「そっちに行きたいんだぁ〜!」と、泣きわめく

こんなのはまだ可愛い方で…

しかし危険だ。行かせるわけにはいかない。

あとは大人と子供の精神の削り合いとなる。

大人は賢いので、他のもので興味を引いて、チュン太はまんまと流され、立入禁止エリアへの興味は一時的に薄らぐ。

極論だが、全ての場所を開放すれば「そっちに行きたい!でも行けない!」という子供のストレスは無くなる。

(これと”万一の事故や怪我”を天秤にかけて、子供には悪いが行かせないという選択をしているのだけれども)

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柵越えに関する私なりの対策と考え

子供がベビーゲートを超えてしまった。

今後どうすれば良いのか。

私の結論は

「見守りながらできる限り全てのものに触れさせる」だ。

そのメリットとデメリットを解説したい。

メリット

メリットとうよりは、いずれ開放するなら早いほうが良い、というだけの話である。

子供は何にでも興味を持つが、好奇心が強いので次々と新しいものに触れたがる。

今回のスズメ家で”進入禁止区域”から除外された私の居住空間を例に取る。

ここにはチュン太にとって未知の領域、宝の山だ。触れるもの全てが人生で初めて見るものばかり。相当な刺激物が満載の空間である。

物だけではなく、ベッドの高さや見える景色、照明の明るさ、様々なファブリックの触感など、全てだ。

まさに宝の山に見えているのだ

が、私の考えではこの宝の山もいずれ飽きる。長くても1ヶ月くらいだろう。

チュン太がこの空間の全てを把握して、面白くないと感じた時、立ち入ることは少なくなる。もっと楽しいこと(カラダンダダンダン体操やピカピカブー体操、しまじろうなど)をしている方が満足度が高いからだ。

そしていずれは開放しないといけないのだ。子供は飽きるまでその空間の刺激物を探索し続ける。

柵は乗り越えられてしまうし、大人も柵を跨ぐのは疲れる。

早く取っ払ってしまおう。来月、再来月に先延ばしして、何か良いことがあるのか?

デメリット

これは”見守りながら”という条件が付いてしまうことがデメリットである。

もう柵を乗り越えられるのだから「早々にできる限り開放した方が良い」というのが私の考えだが、当然大人が傍で観察している必要がある。

前述の私スズメの居住スペースを例にすると、こちらにはハサミや爪切りや耳かき、はたまた鼻毛カッターや眉毛ハサミまで、色々な危険物もある。

また本棚もあるので、よじ登る可能性もある。

これらに注意する大人の存在が必要ということは、その大人の時間をチュン太に奪われているということになる。

家事やその他の用事に時間が取れなかったり、予定が計画通り進まなかったり、You Tubeを見たいのに見られなかったり。

チュン太が新しい宝の山に飽きるその時が来るまで、大人は時間を使ってそれを観察し続けないといけない。これが最大のデメリットだ。

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まとめ

前述のメリット(いずれ開放するのだから早いほうが良い)と、デメリット(その間大人の時間が奪われる)とを比較検討して、やはり私は早々にエリア開放をすることを推したい。

仮に2歳になったとして、その頃にはベビーゲートなど意味をなしていないだろう。

私の居住空間に、2歳になったチュン太が侵攻してくる。

その時、大人の目は必要ないだろうか。そんなことはない。

「多少言葉を理解するから、注意したら危ないものには触らないだろう。だから成長してから開放したほうが良い」という意見もあると思うが、

私はその考えが慢心を生み、子供が危険な状態に陥る可能性が高まると考えている。

(ここには登っちゃダメ、って言ったのに…)
(これは絶対触らないで、って言ったのに…)

その時は子供は理解しているようなリアクションを取ったのだろうが、

それが「注意観察しなくても安心」にはならない。2才児だ。何も信じないほうが良い。

逆に2歳になったときに、既にスズメの居住空間への興味は無くなっているという状態のほうが、また新しい刺激をどんどん与えられる。

住宅の設備環境は限られている。

来月になったらベッドの高さが倍になっていたり、柱が8本になっていたり、謎の戸棚が増えていたり、お風呂の浴槽がピンクになっているようなことはない。

繰り返しになるが、

なるべく早く家の中の全てに触れさせよう。もちろん大人が観察しながらだ。

年月が経ってからのほうが、大人が観察しなくても良いなんてことは絶対にない。慢心を生むだけで逆に危険なことだってある。

ちなみに現在のチュン太だが、なんとベビーゲートをあまりよじ登らなくなった。

よじ登れば、キッチンや風呂などの未知の領域が広がっているのだが、そうはしない。

これを推測してみた。

キッチンや風呂場、そして玄関などは、我が家の構造上どうしても通行することがある。その時はチュン太を抱えて通行する。

風呂場への経路だって毎日通るし、外出の時はキッチンを通って玄関から出る。

要するに、既にその風景に触れてしまって、飽きているのではないだろうか。

一方で、私の居住スペースやベッドのエリアなどは、間取りの隅に位置しているので、そこが所謂目的地になってしまう。

「通過する」という経験がこれまでほぼ無かった。本当に封鎖されていたエリアなのだ。

それが今回のベビーゲート開放により、チュン太は自らの足でそこに到達できるようになった。

キッチンや風呂場とは違い、これまで誰もそこへ抱きかかえて連れてきてくれなかった領域に、だ。

こうなるとチュン太の興味は、ベビーゲートで封鎖されているキッチンや風呂場の方面には向けられないので、ベビーゲートをよじ登らない。(なぜなら既に見たことがあるエリアだからだ)

もっと興味のある領域=開放された私の居住スペース側へ向かうのは、ごく当然の思考のように思える。

私は小学生高学年頃までかけて、実家の色々な場所を探索し尽くした。

背が伸びて筋力や知恵がつくと、押し入れの上段などの高い場所にも登れるし、物理的に固く閉ざされた場所も筋力でこじ開けたり、知恵で解錠したりできる。

この目ですべてを確認して把握する。

それで一旦欲求は満たされる。殆どの場合は対象(家のことだが)への興味を失って終了だ。

恐らくチュン太や皆様のお子様も、小学校高学年頃までは家の中をくまなく探索して、散らかして、破壊して回るだろう。

しかし私は怒らない(と思う)

逆にその探索をなるべく早く経験させておきたい。

家の探索にはさっさと飽きて、家の外に広がっているもっと楽しいことに興味を持ってほしいからだ🐦

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