SUZUME🐦という名前で、アラフォー夫婦の子育てのことや、家庭のお金のことなどを父親/夫目線で書いている。
同じような境遇の方(アラフォー夫婦、妻と子供がいる、中流家庭※大きなお世話だが)に、少しでも参考になればと思う。
今回のテーマは、「乳腺炎(疑惑)」※少し短め
ということで、またもや女性特有の話題のため、色々と無礼な物言いがあるかもしれないがご了承頂きたいm(_ _)m
(別に乳の話題を率先して取り上げようとしているわけではないが、乳そのものは嫌いではない)
先に結論を申し上げると、
乳腺炎(疑惑)だっただけで、実際にそう診断されたわけではない(!)
そもそも病院に行っていない。
一応家族の日記的な意味合いもあるし、
今後も同じような症状が出ないとも限らないので、これを機会に色々と調べてみた、というだけの話だ。
妻から直接聞けた話も記載するので、少しでも参考になれば幸いだ。
今回検索した情報のリンクは以下の通り。詳しく調べてみたい方はどうぞ。


第一報

私はその日、とある地域へ出張をしていて家を空けていた。
1泊目の夜、妻から症状を伝えるLINEが届いた。
内容としては
- 左の乳房が痛い
- そして固い
- 部分的に赤みがある
- 熱も持っているようで部分的に熱い
- 体に発熱も少しある
- 酷くなるともっと固くなって、触ると痛い
- チュン太が吸うのは大変そう
- 吸われるのも痛みで辛い
というようなものであった。
自宅には義母が来てくれているのだが、
「恐らく乳腺炎で間違いないだろう」ということを言われたそうで
(年の功だ。ましてや自分の親。信じるのが普通だろう)
「翌日に病院に行ってみようと思う」
とのことだった。(結局行かずに済んだのだが…)
こちらとしては何もしてやれることがないので
内心はかなりソワソワしながら「お大事に」とだけ伝えたが、
(チュン太には何か影響があるのだろうか?)と気になったので聞いてみた。
母乳が吸いにくいかもしれないが、身体的には影響がない(母乳の成分的には大丈夫)ということのようだった。
このような機会でもないと、この「乳腺炎」なるものについて調べることは今後無いだろう。
少し知的好奇心が刺激されたこともあり、このとき出張先のホテルで「乳腺炎」についてググっているアラフォー男性が誕生した。
以下に、
「症状」「原因」「処置」の順に、
それぞれ【一般的な説】と【妻の場合】に分けて記載した。
症状

【一般】
乳腺炎には大きく2種類あるようだ。
◆急性うっ滞性乳腺炎(急性停滞性乳腺炎)
な、長い病名だ…ちなみに「うっ滞」は漢字で「鬱滞」と書く。
症状としては
・母乳が乳腺内に溜まることで発症。
・乳房のしこりや腫れ痛み、熱感
・初産婦に多くみられる
・授乳中に痛みをともなう
・授乳をやめるとさらに乳汁がたまって痛みが増す
◆急性化膿性乳腺炎
化膿…何だかヤバそうな病名だ…
こちらの症状は
・乳管から細菌に感染することで乳腺が炎症を起こすことで発症
・乳房が赤くはれて痛んだり、高熱を引き起こす
・悪寒や震えをともなう高熱が出ることもある
どちらも乳房にしこりや腫れ、発熱が発生することなどが共通している。
急性化膿性乳腺炎の方は、「悪寒や震えを伴う高熱」ということで、なんとも恐ろしい病気だ…
子育て真っ最中の母親が、急に熱を出して寝込んでしまったら大変だ。更に乳房にも痛みがあり、痛くて授乳できない!という、
親子にとってなんとも迷惑千万なやつだ、乳腺炎。
また進行具合によっては、母乳の味が変わることがあるらしい!
もちろん「飲んではいけない」ということはないのだが、もしかしたら赤ちゃんが味が変わったことに反応して飲みが悪くなることは考えられる。
【妻】
冒頭にも書いたが、妻の症状は…
・乳房が痛い
・固い(しこり?)
・赤くなっていて熱を持っている
・身体も少し熱っぽい気がする
・チュン太に吸われると痛い
このような感じである。(味については未確認…)
これらの症状から、恐らく「急性うっ滞性乳腺炎(急性停滞性乳腺炎)」が疑われるのだろう。
妻は初産なので、これも当てはまる。
ただ、今後さらに発熱して悪寒や震えを伴ってくるほど悪化すると「急性化膿性乳腺炎」の症状になりそうだ。
ふむふむ。これを書いているときは既に後日談なので、じっくり診察している雰囲気を出しているが、当日は何も理解していない状態だ。
予め乳腺炎についての知識があれば、心理的にも少し落ち着けたのだろう。
知っているだけで、無駄に焦ることが減るので、知識は大事だと再確認。
原因

それぞれの病名に「急性」とあるくらいだ。
普通に生活しているつもりでも、突如として襲われるのだろう。
原因の究明は大切だ。事前に予防できるのであれば。
【一般】
◆急性うっ滞性乳腺炎(急性停滞性乳腺炎)
・乳汁が乳腺に溜まることで炎症を起こす
・何らかの理由で、乳腺がよく開いていない
・または赤ちゃんが母乳を吸う力が弱いと乳汁が溜まりやすい
◆急性化膿性乳腺炎
・乳頭や乳管に出来た傷から細菌が入り込むことで発症
・急性うっ滞性乳腺炎が誘因、進行した状態でもある
・赤ちゃんが乳頭を噛んで付いた傷から細菌が侵入する
・産後すぐのストレスも原因になる場合がある
原因はそれぞれで異なり
「乳汁が溜まる」→うっ滞性乳腺炎
「細菌が侵入した」→化膿性乳腺炎
ということのようだ。
また、「コレステロール値が高いと血液がドロドロになって乳腺が詰まりやすい」との記述もあった。
母乳と血液は同じ成分、という(都市伝説のような)話を聞いたことがある方も多いだろう。
これは原因としてイメージが付きやすかった。
要は、脂っこい脂質の多い食事をしていると詰まりやすい、ということだ。
【妻】
さて、妻の場合は症状から「うっ滞性乳腺炎」のセンで疑っていきたい。
・乳が貯まっている、張っている
これは時々、妻から耳にしたことがある。一応は原因として当てはまる。
チュン太の吸う力が弱い訳ではない。比較的しっかり飲んでいる印象だ。
もう1才だが、まだまだ「現役バリバリ非授乳児」のチュン太さんである。
それでも飲みが足りなかったのであろうか。
※いつまで授乳するのが良いか、という件については過去のブログを参考にm(_ _)m
・乳頭に傷がついた
これは可能性としては低そうだ。「チュン太に噛まれた」「痛い」ということも殆ど聞いたことがない。
・ストレスで発症した
という可能性は、完全に否定はできないが、病むような状態は見たことがないので恐らく大丈夫そうだ。
原因を確認していくことで、ますます「うっ滞性乳腺炎」の可能性が高くなってきた。
更に決定的なのがこちら
・脂質の多い食事
であろう。これは妻本人も認めていた。食事、というか、おやつ、だ。女性は好きな方が多い。仕方がない。
スターバックスのフラペチーノ、気になっていたカフェのケーキ、たまに食べるカップラーメンなど。
チュン太を連れて外出することが増えて、こういったスイーツやジャンクフードを摂取する機会が増えていたのだ。
その結果、
血液ドロドロで乳腺が詰まり乳汁が溜まる → うっ滞性乳腺炎を発症
このロジックは概ね正しいと推測できそうだ。
加えて、チュン太の授乳がやや少なかったのであろう。
処置

症状が出て、病院に行き、正式に乳腺炎と診断された場合、どのような処置が施されるのであろう。
まさか手術?!大量の薬?!
といった推測をしないように、正しい知識を確認しておこう。
【一般】
・バランスのいい食事と十分な休息 ※万事の基本…
・乳房を温めながらゆっくりとマッサージ
・授乳を続けることで自然に回復することもある
・急性化膿性乳腺炎の場合は、授乳をやめて、抗生物質や解熱鎮痛剤による治療
(症状によっては切開して膿を出す処置が必要な場合も)
【妻】
冒頭にも述べたが、今回妻は病院に行かずに終了した。独自の処置を施したことになる。
義母の助言や、自分で調べて、積極的に授乳をすることで症状が改善していったパターンだ。
お医者さんには怒られるだろうが、結果オーライというところだ。
まあ恐らく病院でも「積極的に授乳するように」「マッサージをして〜」というアドバイスだったであろう。
あとは食生活の改善を指導されたかもしれない。いや、されるべき・・・
まとめ
妻は現在、症状もおさまって、普段どおりの生活を送っている。
普通に授乳もする。痛みも無いようだ。
今のところ、再発はしていないのでとりあえず一安心。
子供の体は、広い意味で親の摂取する食べ物などから構成されている。
男性は「精子」「遺伝子」といったもので影響を与えるかと思うが、
女性はもっと直接的に「母乳」が影響する。
要は、男性よりも遥かに食べるものに気を使う、というわけだ。
まああまり神経質になりすぎると、逆にストレスでかえって身体に良くない。
ある程度は、好きなものを適量食べて何の問題もないと思う。
月見バーがーだって、
ハーゲンダッツだって、
スターバックスの新作のフラペチーノだって、
食べ過ぎなければ私は制限も何もしない。
これから結婚して、子供がほしいと思っている男性も、
出産後は女性のほうが相当食べ物に気を使うのだから、
自身も少しは摂取するものについて気を使ってみてはどうだろう。
(ちなみに私は全く人に偉そうなことが言えるような生活ではなかったので、正直、チュン太の身体に私の悪いものが入ってしまっているのか…と気にすることもある。今更だが…)
ということで、
全く大事には至らずに終わった「乳腺炎」だが、
食べるもののバランスや、制限とストレスなど、母親の大変さを改めて思い知り、
そして(男はほんとに好き勝手も食ったり飲んだりだな…)と、頭が上がらない理由をまた一つ創り上げたのだった🐦