2022年4月から、我が息子のチュン太が保育園に通うこととなった。
徒歩圏内の保育園なので、私も送り迎えなどを手伝うことになるだろう。
今回はこれといって細かなテーマは設けずに、「子供の保育園と私と妻」についてざっくりと書いていきたい。
保育園不足は本当

実はチュン太は一度保育園に落ちている。
その時から妻は育休を延長して、今回のタイミングに賭けた。すると決まったので、結果オーライだ。
見出しの通り、私が住んでいる地域では保育園が不足している。
ニュースなどで全国的にそんな話を聞くが、実際に自分が子育てをする立場になって改めて(これは大変だな)と思った。
とは言えこの保育園不足は、私が(選挙以外では)どうにかできる問題ではないので、大変な状況でも受け入れるしかない。
これから保育園を探す方にアドバイスをひとつだけ。
保育園が不足する「エリア」というのが、私の住んでいる地域にはある。
これが皆さんにも当てはまらないか確認してみてほしい。
同じ市内でも、例えば南側の保育園は全く入れないのに、北側の保育園は空いている、というようなことがあるのだ。
私の住んでいる地域もまさにそうだ。たまたま家から近くの保育園が、市内でもトップの競争倍率だった。1回目に落選した保育園はそこだった。
なので今回は、家から2番目に近い保育園に妥協した。(ちなみにそこも倍率は高めだが、受け入れ可能な年齢が低いのでまだ入りやすい)
それでは、競争倍率一位の保育園はどんなエリアに立地しているのか。
ズバリ「親の通勤経路上」である。
自宅🏠
↓
保育園👦
↓
職場🏢
このようなルート上にある保育園はとても人気が高い。園の育児方針で人気があるのではなく、単に立地が良いのだ。
私の家から最寄りの保育園は、まさのこの通勤経路上にあるのだ。
私が住んでいる地域は俗に言うベッドタウンで、隣の市に大きな会社が点在しており、職場が隣市という人が多い。
そのような家庭環境の場合、
・朝、子供と一緒に車に乗って出発
・保育園まで送り届ける
・その後自分は職場まで行き
・仕事が終わったら保育園までお迎え
・子供を拾って自宅へ
というルートだと生活しやすいのだ。
皆さんも地図上に保育園の位置を確認して、朝の交通状況も把握してみよう。みんなが仕事に向かう方角にある保育園は人気で競争倍率も高いはずだ。


スズメ家の保育園の選び方

これはズバリ、
家から近いかどうかである。
何故家から近い保育園を選ぶのか。
理由は、
自分達で送り迎えをしたい、要は、義父母になるべく負担をかけさせないようにする為だ。
義父母は本当にすぐ近くに住んでいる。仕事も退職しているので、日頃からお世話になっている。
これまでも、私が仕事の日は毎日午前中から夜まで家に来てくれて、妻のサポートをしてくれている。
もし保育園に関してフルにお世話になるなら、
早朝から送り届け、午後にはお迎えに。そして妻が帰宅するまでの間、チュン太と2人で数時間を過ごしてもらうことになる。
もういい歳の義父母に、これ以上の負担はさせられないと夫婦間で決めた。
出来ることは自分達でする。
その為には、自宅から近い保育園を選んで、自分達で送迎をして、義父母が面倒を見る時間をなるべく少なくする。
決して、園庭が広いとか、先生が多いとか、教育レベルが高いとか、そんな選択の方法ではなかった。


実は楽しみなこと

私は職種柄、平日がお休みである。
私がお休みの日は、私がチュン太を保育園に連れて行く(実際はほぼ毎日私が連れて行くことになる予定)
チュン太を保育園まで送ったら、もちろん私は家に帰る訳だが。
休みなので「さて、何をしようか…」となる。これが今から楽しみでならない!
現在妻は育休中である。私がお休みの日は、義父母は手伝いに来ないので、家族3人で出かけたりして過ごす。普通の家庭の週末と同じだ。
これが今後、チュン太は保育園に行き、妻が職場復帰をすることで、完全に私の自由な時間が発生する。
妻には本当に申し訳ないが、チュン太が保育園に行っている間の数時間は、有意義に過ごさせて頂く。
もちろん家事もする。晩御飯も作る。お迎えにも行く。
が、それ以上に自分のために使えるこの時間をどう過ごすか。
今から楽しみでならない。
ちなみに私が休みの日に「チュン太を保育園に行かさずに私と過ごす日があってもいいと思うのだが」という提案を妻にしてみた。
すると「チュン太が死んでしまうので絶対に駄目です」と言われてしまった。育児に関しての信頼が一つもないのだ。何より妻は極度の心配性である。
仕方がないので、チュン太は保育園に行ってもらう。そうして私は自由な時間を手に入れる。


妻のキャリアと時短勤務

恐らく妻は時短勤務を選択するだろう。
それは妻にとっては、無念な決断だと思う。
妻は仕事が心底好き、という訳ではないようだ。これまでの付き合いから何となくそれは分かる。
しかし妻自身のキャリア形成については、しっかりと考えているお方だ。
具体的には金銭の話になるのだが、昇給や退職金などを包括的に考えて、ある種の損得勘定を受け入れながら、利益を最大化するために働いている。
そのため、時短勤務という選択は、その目論見が崩れ去るということを意味しているので、無念な決断だと私は推測している。
妻の職場の先輩主婦様達は、ほぼ全員が時短を選択したという。
理由は明快で、
フルタイムでは育児が無理だからである。
超例外的に、育児をしながらフルタイムを実現させた先輩がいたらしい。
しかしその先輩は、両親が最大限時間を割いて育児を請け負ってくれたという側面がある。子供は母親と過ごす時間より、祖父母と過ごす時間の方が長くなる。母親が、起きている我が子とゆっくり過ごす時間は、帰宅後の1日3時間ほどか。フルタイム勤務を選択した代償だ。何が正解というものではない。
私はもし妻が「どうしてもフルタイムで働きたいから、あなたが時短勤務をして協力して欲しい」と言われればそうしただろう。そんな経験は滅多にできない。そして家庭を円満にする秘訣は、妻の要望に全て答えることが肝要なのだ。(以下リンクを参照↓)
しかしまあ、人生における仕事の重要性や比率のようなものは、どうしても性差が発生してしまう。
「バリキャリで成り上がりたい!」という女性が居たとしても、いずれ出産や育児によりそのプランは突如崩壊する。私の妻のように。
逆に
「仕事はほどほどにして、育児に全力で関わりたい!」という男性が居たとしても、育児で母親に代われる訳は無いし、まだまだ男性が仕事を長期間休んだり時短をするということに寛容な風土が日本にはない。
妻の時短勤務という選択は、現状で取ることの出来る最大限効率的な選択なのかもしれない(実際に多くの人がそうしているように)


まとめ
1.保育園不足は本当
地域にも依るだろうが、通勤経路上にある保育園は人気のようだ
2.保育園の選び方
これも家庭の事情がそれぞれある。スズメ家では、義父母に手間を掛けさせないよう、夫婦でできる限りやる方針としたので、家から近くの保育園を選択した。私が出勤する前にチュン太を送り届ける。
3.実は楽しみなこと
一人の時間ができる。実は妻も行き帰りの車内は個室になるので楽しみにしているようだ
4.妻のキャリアと時短勤務
育児分担だが、どうしても性差は発生する。子供にとっても「母の役割」と「父の役割」があって、どちらが何をするのか、それが性差によって最適化されているのだ。ただ、家庭の経済状況的にも、妻には元気で働いてもらいたいとは思う。
気が早いもので、妻はすでに”お名前シール”を購入していた。
ここ「お名前シール製作所」から注文した。

価格は3000円前後で、とりあえずは身の回りの物に貼るのに十分な枚数が注文できそうだ。
衣服、下着、おむつなどから、コップやスプーンなどの食器関係、おもちゃや寝具など、全てに記名をする手間を省けて、しかも可愛いデザインを選べるので、費用対効果は高そうだ。
入園準備の時短に役立つ可愛い名付けグッズ【お名前シール製作所】
注文方法も簡単。
デザイン→レイアウト(分割)→フォント→氏名入力→注文枚数
と、順番に選択するだけで、何も難しいことや専門知識は要らない。
デザインが結構豊富なので、それを選ぶのに時間がかかってしまうのが難点か…
ぜひ活用していただきたい。
ところで、子供を保育園に通わせる理由を、皆さんは明確にしているだろうか。
「なんとなく」「そういうもの」ではなく、はっきりとした理由だ。
そもそも義務教育ではないので、極端な話をすれば行かせなくても良い訳だが、それでも何故かほぼすべての家庭で、子供を保育園や幼稚園に通わせている。その理由は何か?
それは親(主に母親)が働いて稼ぐためである。
付随して、集団生活の中で子供の教育を行うという副産物もあるだろうが、やはり主となる理由は「親が働いて稼ぐため」にほかならない。
まだ1歳の子供を保育園に通わせるという行為は、子のためではなく、親のために行っているのだ。
良い/悪い、という話ではなく、それを認識した上で登園させることが重要、という話だ。
お金も稼ぐことが出来て、子供は集団生活で学び、親はわずかながら自分の時間を確保でき、義父母の手間が減る。
保育園に預けるということは、それだけ大きなメリットがある。
逆に
もちろんお金はかかるし、子供自身は不安だろうし、子供の心理的に副作用がないのか、目の届かないところで何をしているのか把握ができない。
などといったデメリットも挙げられる。
それでもスズメ家は、妻の働きたいという希望を叶えるために、まだ幼いチュン太を保育園に通わせることにした。
今は、一緒に保育園まで通って、着いたら私と別れるのを嫌がって泣き叫ぶ、というイベントを早く体験したい気持ちでいっぱいだ🐦