SUZUME🐦という名前で、アラフォー夫婦の子育てのことや、家庭のお金のことなどを父親/夫目線で書いている。
同じような境遇の方(アラフォー夫婦、妻と子供がいる、中流家庭)に、少しでも参考になればと思う。
先日、妻から「クララが!」というコメントともに、12秒の動画送られてきた。
「妻はハイジだったかな?」などと、余計なことは考えずに動画を確認。
タイトルから推測される通りではあるが、チュン太が(少しだけ)立っている動画であった。
出張先だったが、思わず「おぉ!?」という声が出た。
時間にしておよそ1秒ほどだったが、確かにチュン太は自らの両足だけで大地に立っていた。
私も経験があるのだが、
チュン太が立っている姿を撮影するのはとても難しい。
まず本人があまり立つ気がないこと、そのため一瞬であることが原因だ。
妻はよく頑張って撮ってくれた。義母の協力もあったと思うが。
恐らく何度も立たせては失敗することを繰り返したのだろう。(チュン太にとっては甚だ迷惑だったであろう)

この貴重な瞬間を見て
「いやあ、うちの子は成長が早いのかなあ。もしかしたら将来は天才アスリートか」
などと夢想するのは、いつの時代も世の常なのであろう。親バカだとは自認していないが、私も思いを巡らさないわけではない。
同時に「遺伝」という、どうすることもできない枷をチュン太も背負っているのだ、と思うと
安易に「うちの子は天才か」などと考えられなくなるのだが。
話が逸れてしまったが、
今回は「初めて子供が立つ(歩く)」ということについて考えてみた。
このブログは”家族日記”的な存在ではあるが、
皆さんのご家庭にお子さんがいるなら、我が家のチュン太と比較して頂き、一喜一憂して楽しんで頂ければ幸いだ。
【やっぱり気になる】立つ年齢について

もちろん我が家のチュン太は、いつから歩きはじめようと天才なのだが、
それでも、平均より早く歩き始めたと分かったほうが何故か嬉しい。
チュン太「天才」疑惑が、確証に変わることをこれから確認してみよう。
色々と調べてみた結果どうやら歩き始めるのは
「1才前後」という結論を出している場合が多いようだ。
早い場合は8ヶ月頃から、
遅い場合で1歳半頃とのことだ。
チュン太さんは現在、1歳と1ヶ月を経過した。ちょうど平均的な時期だ。
これ以上遅いと・・・
いや、私はそこまで気にしていない。チュン太が健康であれば、いつ立とうが問題ない。天才なのだから。
ちなみにチュン太の場合は、
生後9ヶ月頃につかまり立ちをして、10ヶ月目に伝い歩きをしている。
それから約3ヶ月間、伝い歩きやよじ登りがみるみる上達しているが、まだ一人で「立つ」「歩く」には至っていない。
これもまあ「平均的」な推移のようだ。
(チュン太天才疑惑はここで終了。疑惑で幕を閉じた)
余談だが、
実は私はチュン太が生後間もない頃(6ヶ月前後)
密かに身体的な英才教育を施している。
「足の裏からの刺激が心身の発達に影響する」というような話を聞いて、これは試してみよう、と思い立ったのだ(ヤバい父親かもしれない)
何をしたかと言うと、簡単なことだ。
チュン太を抱えた状態で、色々なところに立たせてみたのだ。
立たせた、というよりは「足の裏で触れさせた」という感じだ。

足の裏で色々な素材に触れてもらうべく、
屋内だけでなく、屋外でもこの英才教育をこっそりと行っていた。
砂利や石や草、土、コンクリート、木材など、あらゆる素材の感触を足の裏で触れさせた。
(もちろん私が抱えているので、圧力の加減はしている。断じて虐待ではないのでご心配なさらぬよう…)
その結果なのか分からないが、
これまで何度かお伝えしたように、チュン太はデカい。身長も体重もだ。
(最近は少し成長が緩やかになったが、それでも同世代と比べると明らかにデカイ)
これが「歩き始める時期」に影響しているのかは分からないが、もしかしたら重すぎて歩く体力がまだないのかもしれない、などと余計な心配をしている。
【都市伝説?】早すぎる場合/遅すぎる場合

歩くのが早すぎても、遅すぎても
「何かしらの問題があるのでは・・・?」と、素直に子供の成長を喜ぶことが出来ない、そんな気持ちも分からなくはない。
何事も、平均が安心を生み出すのだろう。
いろいろとネット情報を検索していると
◆早すぎる場合 → O脚になる?!
◆遅すぎる場合 → 発達障害?!
という情報にぶつかる。
しかし、結論としては
殆どの場合はやはり(子供を愛する親が生み出した)【都市伝説】レベルのようだ。
ひとつつずつ検証していこう。
まず
◆「早すぎる場合」 → O脚になる?! について。
私が推測するに、この【都市伝説】的な考えにたどり着いてしまう理由だが
・立つのが早い=月齢が若い=まだ足の筋肉が十分発達していない?
↓
・なのに立とうとする、実際立つこともある
↓
・上半身の体重、支えられるの?まだ早いのでは?足、曲がっちゃうよ?
↓
・はい、足に過度に体重が乗ってしまい、足が曲がりました。O脚です。
というロジックかと思われる(勝手な推測)
そして肝心の「早くても大丈夫なの?」という点であるが、いろいろなWEBサイトを見てみたところ
”1歳半ごろの赤ちゃんは、O脚であることが多い”との記述が大半だ。安心していいようだ。
要は、歩くのが早かろうが、遅かろうが、1歳〜1歳半ごろの赤ちゃんは大体O脚だそうで、早遅の因果関係は少ないと言って良さそうだ。
(ただ、O脚はビタミンDの欠乏が関係していてあまり良いものではない、という研究結果もあるので付け加えておく)
次に
◆「遅すぎる場合」 → 発達障害?! について
これは少しセンシティブは問題だが、私が調べたところ、
「2歳頃に歩き始めたが、その後の成長には特に問題もなかった」という調査結果もあるようだ。
殆どの場合は「心配することはない」という結論のWEBサイトが占めている。
ということで、一般的には2歳頃まで歩かなくても、まあ過度に心配することはない、ということになりそうだ。
我が子のチュン太もとりあえずは「発達障害」というセンは一旦除外しておくことにしよう。
ただ、あまりにも立ったり歩いたりする時期が遅いようだと発達障害を疑いたくなる気持ちもわかる。我が子がそうでないことを誰しもが願うだろう。
色々と調べてはみたが、具体的に
「◯歳を過ぎて立たないと身体に障害がある」といった明確な年齢は見当たらなかった。
一応、前述のように2歳ごろまでには…という傾向のようだ。
恐怖心を植え付けるわけではないのだが、
「脳性麻痺」「筋肉や骨の病気」「ホルモンや代謝の異常」「精神発達遅滞、自閉症など心の発達障害」
といった原因で、立ったり歩いたりすることが遅れる可能性はあるらしいので、頭の片隅に入れておこう。
(このレベルまでいくと、普段の生活で何かしら気づくことがあるような気もする…)
参考にした記事は以下のようなものだ。気になる方は熟読することをおすすめする。
【なかなか立たない…】練習法はあるのか?

チュン太は1歳2ヶ月目だが、
正直「そろそろ立って、ヨチヨチ歩きぐらいはして欲しい・・・」と思っている。
焦っている訳ではない。まだまだ歩きはじめていなくても大丈夫な、平均的な成長速度である。
と、言い聞かせてはいるが、
人生で感動することランキングトップ10に入っているであろう、そのイベントが目の前で発生する時が待ち遠しい。
「こうなれば、実力行使!イベントの自然発生を待たず、自らの手で手繰り寄せる!」とばかりに、いろいろな歩行練習方法を実践しているご家庭のお気持ちもよく分かる。要は早く見たいのだ。相手のリズムなど知ったことではない。子供であろうと容赦なしだ。
ということで、チュン太が実践している(?)歩行訓練(?)をご紹介(?)しつつ、
一般的なやつも調べてみたので取り上げてみた。
◆歩行練習/チュン太の場合
チュン太が現在できる技術は、ハイハイ→つかまり立ち→伝い歩き だ。ソファーによじ登っては一人で降りることもする。
一方で、「立つ」ことはできない。冒頭の映像が送られてきた話のように、一瞬奇跡的に数秒立つことはあっても、習得は出来ていない状態だ。
そこでチュン太の「練習方法」だが、思い当たるものは1つしか無い。
いや、ギリギリ2つか。そもそも理にかなっているのかは分からない。完全に我流なのでご理解賜りたい。
まず1つ目は、片手を繋いで並んで歩くことだ。
チュン太は、「向かい合って」「両手」を繋いだ状態であれば、テクテクと足を出して歩くような格好にはなっている。

それのレベルアップバージョンとして、
「片手」を繋いで「横に並んで」歩いてみる。これがなかなか前に進まないのだ。本人が進む気がない為だ。
片手の場合、チュン太としては空いた手が不安定でならない。
近くにある何かに掴まろうとするのだが、それは隣にある私SUZUMEの足(太もも)になる。
チュン太が空いた手で隣の私の足を掴もうとすると、クルッと180°回転して私と向かい合わせになる。前には進めない。
これではいけないので、私は自分の足を掴ませないように方向転換したり、繋いだ手を操作して無理やり前に進めている。
この練習(?)方法であれば、チュン太が突如飽きて座り込んでしまわない限りは、部屋の端から端までは歩ける。
そして2つ目。
これは練習方法というよりは、環境の話になるか。
お風呂の浴槽の中で立たせてみると、浮力の関係なのか、何にも捕まらずに5秒以上立っていることがあった。
恐らく重力が少なくなり、足に掛かる負荷が減り、安定したのではなかろうか。
(その瞬間は結構驚いて、思わず妻を呼んでしまった。すぐに撮影してもらおうとしたが、もちろん二度とその出来事は起こらなかった)
湯船の中は多少なり水流があるので(私が少し動いたりするだけで波が起きる)チュン太にとってはバランスを取ることが難しいと思われる。
そんな中で立つことで、なんとな〜く練習になっているような気がしている。
浴槽の縁に掴まってしまうこともあるのだが、立つ時は何故か立つので、本人も何だか不思議に思っているらしくキョトンした顔をしている。
以上がチュン太の(一応)歩行練習方法だ。
◆一般的な歩行訓練
以下のようなサイトを見てみたので、興味のある方は参考にしてほしい
出てきたキーワードはこのようなものだ。
「歩行器」
「手押し車」
「おいで、おいで」
「ペンギン歩き」など。
(残念ながら、「湯船でたっち」は出てこなかった)
まず「歩行器」であるが、どうやらこれは現在、歩行訓練にはあまり推奨されていないらしい。
(下記リンク参照)

確かに最近見なくなったような気がする。
使用が以前より推奨されなくなった理由は大きく2つ。
「事故の多発」と「成長を阻害する可能性」だ。
事故については、親の注意次第な側面もあるので、歩行器そのものが悪いという印象ではない。
(ただ、カナダでは歩行器の販売が禁止されているらしい)
一方で「歩行器を使用すると成長が阻害される?!」という意見は気になるところだ。
要は、「無理に立たせて歩かせるより、ハイハイやつかまり立ちといった行為による筋力UPが重要なのだよ」ということらしい。
SUZUME的には「一理ある…」という感想。
結果論だが、チュン太は歩行器を数回使ったことはあるが、本当に2〜3回だ。何だか親子ともに合わなかった。あまり楽しそうでなかったので止めた、というだけだ。
もちろん上手に使えば色々なメリットが有ることも記述されているので、まあ人それぞれ、ということで・・・
おすすめ度は ☆☆☆☆★ 1点 というところか。
次に「手押し車」
これは定番ではなかろうか。歩行器と役割が似ているような気もするが、座るところがないので少し難易度が高い仕様だ。
この「定番」とも思える手押し車にも、デメリットが記述されているサイトあった。

記載されているデメリットは、
「階下への騒音」「収納場所」「使用期間が短い」といったものが多いようだ。
ただしこの手押し車も、前述の歩行器と同じく、早くから使うことで健全な成長を阻害する可能性があるようだ。
SUZUMEは思った。
「ハイハイは大事なんだな…」
ちなみにチュン太の場合は、手押し車は少し使った。今も家にあるが使っていない。
確かに、使用期間は驚くほど短かった。
性格にもよるかもしれないが、押して歩くことにすぐに飽きてしまって、徐々に本来の使い方を無視して、手押し車をひっくり返して裏側の造作に興味を持っていじったりしていた。
歩行器と同じなのであろうが、使用したからと言って必ずしも早く歩けるようになるわけではないのだ。
なんなら、無理やり歩かせている大人のエゴ感もある。可哀想に。チュン太に限らず、子供にとって手押し車はただのおもちゃなのだ。
おすすめ度は ☆☆★★★ 3点だ。一応おもちゃとして機能するので、何かしら使えるだろう。
次は「おいで、おいで」という謎の名称を付けてしまったが、
つかまり立ちをしている状態の子供に、少し離れたところから「おいで!」と声を掛けて、こちらまで歩かせるという戦法だ。
これはチュン太も経験済み。だが、歩行訓練としては成功は全くしていない。
①つかまり立ち → 呼ぶ → 振り向く → 両手を離す → 座り込む → 這う
②つかまり立ち → 呼ぶ → 振り向く → 無視
このいずれかのパターンになり、立って歩くにはまだ時間がかかりそうだ。
親のメンタル的にも、テンションを上げて我が子を呼んで無視され続けたのでは流石にキツい。
まあ一応は親子とも楽しそうなので、スキンシップの一環としては良いと感じている。
おすすめ度は ☆★★★★ で4点。訓練になっているのかは不明だが、単に楽しい。
最後は「ペンギン歩き」だが、この名称自体は正直初耳だった。
このような感じで、親の足の甲に立たせて、親が歩くことで子供も一緒に前に進むという歩き方(?)だ。
私はチュン太とはやったことがない。(妻とはやっているのだろうか…だとしたら嫉妬する)
なのでおすすめ度は不明ということでご勘弁を願いたい。
推測だが、多分チュン太は私の足の甲に立つことを嫌がりそうだ。
そんな狭いフィールドに収まるような1歳2ヶ月児ではないので、多分やらずに成長するような気がする。
まとめ
- 一般的に歩き始めるのは1歳前後
- 早すぎる場合は「O脚」になりやすいらしい
- が、ほとんどの場合は気にしなくても良いとの見解が多数
- 一方で、赤ちゃんのO脚はビタミン欠乏と関連しているとの研究結果もある
- 遅すぎる場合も殆どの場合で問題ない
- 1歳半検診で診てもらってから判断
- 本当に遅い場合は、何かしらの障害や病気である可能性もある(が、その前に症状が出ている気がする…)
- 歩く訓練は、積極的にしてもしなくてもどちらでも良い
- 歩行器は最近の傾向としては使われなくなっている
- 手押し車は使用者が多いようだ
- いずれも使い方次第で、メリットもデメリットもある(自然に動いて筋肉などを発達させることが重要という説)
- 名前を呼んだり、ペンギン歩きなど、親子でのコミュニケーションも取れる歩行訓練が個人的にはベター
- お風呂で浮力を使った立つ訓練については、SUZUME個人的に実施中
- 幼少時の「足裏刺激法」の効果もこれから…
このブログを書き始めてから、ここ(まとめ)まで来るのに4〜5日かかってしまったのだが、現時点でもまだチュン太は歩いていない。
なかなかじれったいものだ。
我が子の名前を呼ぶと、
笑顔で振り向いて、
壁から手を離して、
一歩一歩こちらへ歩いてくる。。。
そんな景色を、もうすぐ見ることができるのかと想像するだけで、なんだか生きていて良かったとも思えるものだ。
一緒にどこまで歩こうか🐦