
SUZUME🐦という名前で、アラフォー夫婦の子育てのことや、家庭のお金のことなどを父親/夫目線で書いている。
同じような境遇の方(アラフォー夫婦、妻と子供がいる、中流家庭※大きなお世話だが)に、少しでも参考になればと思う。
今回のテーマは、「電車」
チュン太(ブログ内の息子の呼称)&妻と一緒に電車に乗ってみたわけだが
私の念願の一つでもある”子供を電車に乗せてみる”という自己満足が叶った。色々と発見もあったので、皆様と共有しておきたい。
まずは料金について


そういえば、1才児って、運賃かからない、よな・・・?
どうなんだっけ、一応調べておくか・・・
そんな疑問を解決するところから、この小さな旅は始まった。
ということで、ささっとググってみた。
各鉄道会社のホームページは色々と注意書きが多かったので、「1才児はどうなるのか」に絞って表にしてみたので参考にしていただきたい。

鉄道会社 | 1才児の料金 | 備考 |
JR | 無料 | 「おとな」「こども」に同伴2名まで無料/「幼児」単独乗車だとこども料金がかかる |
東京メトロ | 無料 | 「大人」「小児」に同伴2名まで無料/「幼児」単独乗車だと小人料金がかかる |
名古屋鉄道 | 無料 | 6才以上の方に随伴される「幼児」は2人まで無料/「幼児」「乳児」でも必要な場合あり |
阪急電鉄 | 無料 | 保護者に同伴の2名まで無料/「幼児」単独乗車だと小人料金がかかる |
首都圏では「JR」と「東京メトロ」、
中部圏では「名古屋鉄道」、
関西圏では「阪急電鉄」を参考に取り上げてみたが、
結論としては、1才児の場合は(予想通りだが)無料であった。
0〜1歳未満を「乳児」、1歳〜6歳未満を「幼児」とまとめていて、この「乳児」と「幼児」は基本的に無料だ。
6歳以上(乗車券が必要な年齢の人)と一緒に、2名以内の同伴であれば乳児&幼児は無料、という鉄道会社が殆どだった。
乳児については、完全に無料の場合と、2名以内ルール適用の場合があった。
「小学校に入ると料金が発生する」、
例外的に「小学生未満でも一人で乗るときは料金が発生する」という傾向みたいだ。
他に小学生未満でも料金がは発生するケースは、
「6歳未満の乳幼児が3人以上」ということだそうだ。レアケースかもしれないが一応ご注意を。
これで駅の改札でもたつくことはなく、堂々と「ピッ」として通過出来る。
駅に到着。チュン太を抱っこして、私が「ピッ」と改札を通過する。駅員が見ているような気もするが、雰囲気だけは堂々と通過する。
大丈夫だと分かっていても、初めてのことは何でも緊張するものだ。第一関門通過だ。
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準備について

今回の電車旅に際して、実は出発前に、私は妻に怒られた。
チュン太ではない、私SUZUMEが、である。
それは何故か。

「今日、チュン太を電車に乗せたいんだよね!」
という話を、当日に妻に言ったからである。
世の旦那さん諸君は、私のように当日サプライズ的に、今まで経験していないイベントの希望を発表するのは控えたほうが良い。
(ましてや私の妻は、チュン太を電車に乗せることに対して比較的慎重派で、一度断られている)
男の子だから好きだよね、という理由で電車に乗せることを提案したが、玉砕した、というその話はこちらから↓
電車へのハードルは人にもよると思うが、
世の誰よりも子供のことを愛するお母さんからすると、
初体験である「電車に乗る」というイベントに対しては、やはり事前準備をしておきたいという心境なのだ。
何が起こるかわからない。そう、何が起こっても、対応ができる準備をしておくのが親の務めである。
そんな母の心境をロクに考えもせず、
自分のワガママ満載で発せられたのが
私の「今日はチュン太と電車に乗りたい」発言である。
(いや、チュン太はきっと喜ぶ!と思っての発言なのだが…まあそれは今回議論すべきことではないか…)
本題に戻るが、
まず最初に行うべき「準備」は、少なくとも数日前から、電車に乗るという計画(それもできるだけ綿密な計画)を、妻に提案しておくことだ。
さてそんな当日、怒られはしたが、私はもうチュン太を抱っこして行く気満々だ!
そんな中、妻は淡々と準備をしてくれたのだが、(いつも準備をしてくれるのは妻だ…こういうところが駄目なのだろう…)
今回の電車旅で、
結果的に最も活躍したのは「アルコール除菌シート」だ。
後述するが、好奇心旺盛なチュン太は電車の中でもとにかく、動きたい!触りたい!状態だった。

コロナが騒がれるこのような状況の中、もちろん心配なのだが、完全に何にも触れないことは不可能である。
ということで、「触ったら手を拭いて消毒する」という機会が多かったのは発見であった。
反対に、持って行ってなかったが「あったら良かった…」と思ったのは、
おもちゃだ。
(電車に乗せたいと言っておきながら、家でも遊べるようなおもちゃで気を引こうとは…この親はどうしたいんだ…)というご意見は至極ごもっともだ。
ただ、SUZUMEの予想していた”理想”と”現実”が異なった。それだけの話である。
次回、電車に乗せる機会があれば、おもちゃは絶対に持っていく。何と言われようと、これだけは強く心に刻んだのだ。
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車内での過ごし方

電車内でのチュン太の過ごし方については、私の予想と現実はかなり異なっていた。
当初私が予想していた、車内でのチュン太の動きは、
- 車窓の景色に釘付け
- 膝に座らせて、おとなしく外を見ている
- 時々座席に立ち上がって、窓に顔を付けてしまいそうになるので注意
- 抱っこして車内を少し移動。窓からの景色に飽きることはない

とまあこんなイメージだった。
次に実際の車内での様子であるが、
- 車窓からの景色に、最初(行きの往路)こそ見ていたが徐々に飽きる
- そうなったら、おとなしく膝の上に座っているなんて無理!
- 「降ろせ!床を這わせろ!」と言わんばかりに身を捩(よじ)って抵抗する
- 基本的に興奮状態にあるようで、比較的よく声を発する
- 仕方なく抱きかかえて立ち上がり、車内をウロウロする
- 再び車窓から外を見せるが、やはり興味なし
- つり革や座席の手すり、座席の後頭部のカバー、窓に貼られた広告シールに興味を示して、近くにあるものは触りまくる
- 車内は空いていたので、先頭車両の運転席からの前の特等席で景色を見せたが、これも興味なし!


少しは凄惨な実態が伝わっただろうか。
”見慣れない景色に嬉々とした歓声を上げるチュン太”を想像していた私は、
(これでは電車に乗った意味が無いではないか…車窓からの景色は電車の醍醐味の一つ…まだ早かったのか…)
と、車内では若干の疲労感に襲われていた。
今回は2駅区間(時間にして5分ほど)だったので耐えられたが、
新幹線などの長距離移動は、1歳児には当分おあずけ…ということも身にしみて分かった。
ただ、行きの車内はチュン太にとっても新鮮だったようで、最初はまあまあ大人しく景色を見たりしてくれていた。
(それがもつのは1駅分だ。残りの1駅、そして帰りは基本飽きている状態なのを肝に銘じておいてほしい)
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盛り上がったポイント

車内では、いつチュン太がグズり始めるか心配ですらあったが、
全体的にはチュン太も楽しそうで、親も嬉しくなるポイントもあったので、忘れずにお伝えしておく。
1つ目は、前述したが、行きの最初の車内。車窓からの景色だ。
もちろん1歳児には新鮮で、窓に張り付いて声を上げてしばらく見ていたので、親としても大変うれしかった。
(熱心に写真を撮る妻を横目に、連れてきて良かった…!と思ったのも束の間、この後景色には見向きもしなくなるので要注意)
2つ目は、ホームに電車が入ってくる瞬間だ。
これもやはり電車の醍醐味の一つであろう。チュン太もテンションが上っていた。「判る男」だ。
「入構」「入駅」と言うのか詳しくは分からないが、このときのテンションの上がり方はなかなかのものだった。
(無謀にもチュン太の発声を言語化してみよう)
「ん?なんか来た!」
「え?!デカイのこっち来てる!」
「めっちゃこっち来てる!!しかも!!音が!!凄い!!」
「うわ〜!通り過ぎるうわ〜!!!」
「ねえ、父ちゃん!!見た!?見た?!これ何?」
「うわ、止まった!!!!ねえ、これ何?」
「え?乗るの?中入るの?何これ?え?外見えるやん?なにこれ?キェ〜〜!!!!」
(この後1分で景色には飽きるので、繰り返しになるが要注意)
あとは、これも繰り返しになるが、
座席の肘掛け、窓の広告シール、つり革、座席後頭部のカバーなど、興味を持たなくても良いものに関心を示して動き回るが、この点に於いては親は全く嬉しくも何ともなく、ヒヤヒヤするだけだった。当の本人は、大変楽しそうに座席カバーのマジックテープを剥がそうと必至だった。
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まとめ
SUZUME一家の電車小旅行は、
降りた駅の目の前にあるスーパーで少しブラブラして、往復約1時間以内には終了したという、まさに小旅行となった。
(そもそも妻があまり乗り気ではなかった、様な気がする…が撮影は沢山していたし、義母にも嬉しそうに報告していた、気がする…)
子供の成長は早い。
6ヶ月/1歳/1歳半/2歳・・・
電車に乗るというイベント一つにしても、どの年齢で乗るかで結構リアクションが変わってきそうだ。
今回はのお話は、大体1歳位の子供の例としてだが、以下にまとめたので、どなたかの役に立てば嬉しい。
- もっとも重要な「準備」は、妻に事前連絡をしておく、ということである。当日サプライズ発表は、機嫌を悪くする効果しか生まない
- 具体的な「準備」(荷造り)も、一緒にやろう。初めての経験なので、妻も不安だ
- そこで「アルコール除菌シート」「おもちゃ」を必ず提案して持っていくように
- おもちゃでなくても、お菓子や、気を引くものであればOK
- 「料金はかからない」と考えて大丈夫だ。大家族の場合や、子供だけで乗るようなレアケースでは確認しよう
- 子供が楽しそうにするのは、「電車がホームに入ってくる時」「行きの車内での景色を見る最初の1分」と心得よう
- それ以降は、お待ちかね、「おもちゃ」等の出番だ。家に居るときと左程変わらない…
- 人によると思うが、子供は意外と声を発する。電車はもちろん空いている時間帯を狙おう
- 目的地での行動は、別に何でもいい。長時間滞在は難しいと思うので程々にして帰ろう
- 帰りの駅のホームでの「入構」「入電」も、しっかりテンションが上がる。
- 帰りの車内でのご機嫌は、期待しないほうが良いと思う
全体的にネガティブな印象が多かったと思われそうだが、
実際は本当に行って良かった。
ホームに電車が入ってきて、停まって、扉が開いて、乗って、座って、動き出す。
この一連の様子を動画で撮って、後で見返すだけでもとても楽しい。ココ最近で一番くらいにいい動画だった。チュン太のリアクションが最高だ。
SUZUME両親に早速動画を送ったくらい気に入っている。
妻も実は、帰りの改札で駅員さんにお願いしてきっぷを貰って帰っていたぐらいには楽しく思い出に残ったようだった。
次は、車窓からの眺めを楽しむことができるくらいに成長したら、また連れていきたい。
先頭車両の運転席からの景色にも感動して欲しい。遠くの景色や、すれ違う電車に驚いたり。
そしてもっと長い距離にも挑戦だ。その時はもうおもちゃは持っていかない。新幹線で売っているグッズをそのときに買ってあげるからだ🐦